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コラム

建築家・可児義貴のコラムです。

鮨通の独り言

私が鮨屋通いを始めてもう三十年以上にもなる。最近になって、そのことが周囲の人たちの間で話題になり、お勧めの店はどこかと聞かれたりす...

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プロバンスの風に吹かれて

青年マンガ「ざこ倹」のモデルにもなった弁護士の今井先生が、法廷を舞台にしたNHKの人形劇教材の監修もされている。その番組が世界的な...

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水槽の森

「ポルトガルに行っておけば、ヨーロッパのすべての国を踏破したことになる」そんな不純な動機から思い立った今回の旅行を後押ししたのが、...

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早春の京都にて

京都を代表する老舗旅館のひとつ、柊屋に宿泊する機会があった。 この旅館で恒例となっている「ひな祭りの祝膳」に、京都の山科区に住む知...

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三十年ぶりの落水荘

ニューヨークから飛行機で1時間余り。ゆったりとした大河の両岸に広がる自然豊かな美しい街、ピッツバーグの郊外にある「落水荘」を訪れる...

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大地が描いたアート作品

「これは、自分の進むべき方向と違う」そう確信した一人の青二才は、七百余名の社員数を抱える中堅企業の常務取締役の肩書を投げ捨てて、翌...

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ボンジョルノ ミラノ

「これまでに、一番数多く訪れた海外の都市は?」と聞かれると、多分、イタリア観光の拠点でもあるミラノだろうか。今回で確か9回目となっ...

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「研鑽」

事の始まりは、生徒たちを乗せた観光バスが、遠足を終えて帰校した際、誤って正門に触れ、片方の石柱が倒れて折れてしまったことだった。 ...

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志野の湯飲み茶碗

もう二十年以上前になろうか。現在、建て替えが噂される中野サンプラザの広場で陶器市が開催されていた。「こんな所にイイものが有るはずが...

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伊賀上野の「だんじり」

小生、仕事の切れ間を見つけると、無性にどこかに行きたくなり、思い立ったように地方の街並みを目指す。特に計画性は無いので「ダーツの旅...

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屋上菜園

いつの頃からか、生まれ故郷の四季を懐かしく思う自分が居る。実家の庭続きには百坪くらいの畑があって、四季折々、様々な野菜が収穫できて...

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美しい色の魔術師

住宅専門雑誌のある写真に見入った。階段室の壁が紺色で、そこへハイサイドライトからの光が差し込んで壁を洗うと、コバルトブルーに変化す...

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アラベスカート

間違っていたらゴメンなさい。イスラム教のモスクの装飾に使われる文様をアラベスクと言い、この連続模様に似ていることからアラベスカート...

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「そうだ、京都、行こう」

「そうだ、Kさんち、行こう」今年の年賀状に聞き覚えのあるコメントを見つけた。差出人は、私の数少ない女友達のひとり。名の知れた下着メ...

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椅子を選ぶ

我が家の食卓で、二十年以上使い続けた椅子が傷んできたので修理をすることになった。イタリア製の「ブレイク」という名品で、形も座り心地...

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恵那の錆び石

施主の依頼で、久々に和風の庭づくりに挑戦した。挑戦といっても、造園の知識が豊富なわけではないので、「らしくない和風庭園にしたい」の...

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精霊流し

長崎県出身の妻が、どうしても家族に精霊流しを見せたいと言い出した。ついでに、平戸の沖の的山大島まで行ってみたいという。自分のルーツ...

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いい素材を吟味して使う

無垢の木は、それだけで存在感があり経年変化も楽しめる。しかし、使用する箇所や材の厚さによっては変形して不具合を生じることも多い。そ...

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1000キロ先からゴルフのお誘い

ゴルフ歴は長いのだが、私の優れた身体能力をもってしても上達しない唯一のスポーツ。 「いっそのこと、もう止めてしまおうか」と何度も思...

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命がけの旅

世界のリゾートホテルの中でも、ひときわ人気が高く高級路線を貫くアマングループ、今やインドネシアのバリ島やタイなど東南アジアを中心に...

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