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桜新町の家

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オーナーの声

家探しの早い段階で私たちは、マンションの画一的な間取りや建売住宅の鉛筆のような概観に嫌気がさし、小さい敷地でも良いから自分たちの暮らし方にあわせた間取りを持つ個性的なデザインの家に住みたいと思いはじめました。それから土地探しと建築家探しが同時にはじまり、はっきりとは思い出せないのですが、たぶんインターネットの検索サイトで「土地探し」を一緒にしてくれる「デザイン住宅」を手がける「建築家」等のキーワードでクウェストと全く偶然に出会うことになりました。
HP上にあるインパクトのある「奥様工務店」の文字と「ホテルのような家」というコンセプトに誘われ実際に自宅兼ショールームにお邪魔してみると、大きな無垢の木のキッチンカウンターやコルク素材の床、今では珍しくなった塗り壁(大理石を砕いた材料)など、素材の質感を大切にした意匠があらゆるところに溢れていました。また、他の可児さんが設計した住宅にも言えることですが、外側には閉じていながら内側には光が満ちていて、外部からの目線を気にすることなくリラックスできる空間がそこにはありました。
 その後、満足できる土地を見つけるのに5年近くかかったこともあり、土地が見つからない合間に、大手住宅メーカー、地元密着型の工務店、建築プロデュース会社なども回りましたが、結局は満足せず、土地が決まった時にはクウェストにお願いしていました。決め手は、デザイン力、天然素材の質感を大切にした内装、そして暮らしやすさを可児さんが常に意識していてそれが設計に活かされている点です。それらの施工の裏づけには、クウェストお抱えの顔の見える腕利き職人さんたちがいることも、現場が立ち上がっていく中で実感しました。
もし、住み慣れた愛着のある土地に新しい家を建てたいとお考えの方は、ショールームに足をお運び下さい。職人さんたちの笑顔の写真が、出迎えてくれることでしょう。

コメント

出版社にお勤めのご主人は、仕事柄、他の設計士も多く知っているのだろうにご指名に預かり「光栄」の一言。最初の印象は「家作りに関し本当によく勉強されている。手強いぞ」。たしかに希望される要件は、どれも的を得ていた。それらをひとつひとつ吟味して検討を重ね、自信を持って提案したプランは中庭を囲むコンクリートの箱だった。
果たして結果は?
こちらもプロなら施主もプロだった。納得された後は工事中も意外に注文が少なく、肩すかしの感じ。大抵こうした場合は気分が良くなって、契約外の工事まで現場で指示して予算オーバー。後で奥様工務店から大ブーイングと相成る。トホホ
ところで工事期間中、奥様の職人に対する配慮には頭の下がるものがあった。深謝

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