三郷市の寺院住宅
一階が法要などに利用される客間、二階がご住職の住居になる由緒ある寺院の付属建物を設計施工。
類焼を免れた過去の経験から、この建物も屋根と軒天は銅板葺きとなっています。本堂建立も手掛けられたご住職の叡智を参考に、採用する素材も厳選しながら、一連の建物との調和を保つことに留意しました。木造建築でありながら、銅板と特注タイルの簡素な外観には重厚感と凛とした雰囲気が漂います。
客間の内部は、障子の連窓から柔らかな光が差し込んで意外に明るく、これまでの暗いお寺のイメージを一新。襖絵の代わりに当社で製作した日本画の大作「早咲きの山桜」が程よいアクセントになっています。
建築家 可児義貴からメッセージ
ショールームでお客様からご質問いただく、「可児さんてどんな経歴?」から、「なぜ設計事務所が住宅建設を?」「職人集団『チーム・クウェスト』って?」「SE構法にしている理由は?」「これまでの建設実績は?」「ホテルのような家づくりとは?」「予算は?」まで、本音で語っています。