セレブも羨むダイニングルーム
特大のダイニングテーブルに椅子はカッシーナ社のブレイク。立派な食事の場が誕生した。実はこの椅子、その昔バブル経済の頃に、渋谷公園通...
単行本『建築家が自邸を建てた』(その歓喜と反省の物語) 第10章です。
特大のダイニングテーブルに椅子はカッシーナ社のブレイク。立派な食事の場が誕生した。実はこの椅子、その昔バブル経済の頃に、渋谷公園通...
ところで冷静に考えれば、私は建築家として特別成功した訳でもない。なのに、私達夫婦は、こんな空間で毎日寝起きができる、そんな贅沢が本...
住宅などの小さな建物では、天井高が3メートルを超えてくると、空気感とも形容できる、ある意味の迫力と感動を覚えることがある。非日常の...
具体的な大きさは夫婦で向かい合って、ちょうど良い距離を巻尺で測ることにした。 きっと新婚の頃ならもう少し短くなったに違いないが、「...
人は誰しも、押し付けられた分だけその反動は大きくなる。これを作用反作用の法則と言う。ほんの少し前まで、我が家の食卓は80センチ四方...
ところで、三階にはキッチンの他に洗濯機置き場があることから、当然洗濯物の干場も必要になってくる。南側の前面に、バルコニーをつける設...
三階の明るいキッチンが全て良かったかと言えば、そうでもない。何にでも一長一短はあるものだ。一番頭を悩ませたのはゴミ捨ての問題である...
新しいものを扱う場合は、誰でも最初はぎこちないものだ。食事の後片付けが日課になった婆ちゃんも、最初のうちは食洗機にはまったく見向き...
昔々のその昔、確か私が小学校に入る頃、電気洗濯機なるものが登場した。テレビより少し早かったと思う。ちょうどあの頃を境に、故郷の田舎...
自邸の設計を始めた数年前は、ちょうど家庭に浄水器が普及し始めた頃だった。当然のこと、妻の佳子は、どうしても取り入れると主張した。そ...
見栄え的には御影石にしたいが、実際、ガラスのコップや陶器類をちょっと乱暴に置くと、パリッと無残な姿になってしまう危険がある。この現...
流し台の高さは、現代人の平均身長の伸びにつれて、どのメーカーとも以前より高くなってきている。最近の標準は85センチのところが多い。...
ここは一番、増田会長のところに相談に行ってみることにした。この人、元々はデパートの売り場など、店舗内装を得意とする木工職人を多く抱...
最終的にはトーヨーキッチンの商品となった。ここに決めた理由はふたつある。まず、流し台の奥行きが通常65センチのところ、75センチあ...
さてキッチンの配置を具体的にどうするか。もちろんオープンキッチンの対面方式で、シンクのある流し台はテーブルの方を向くことは決まって...
これまでの仕事の中で感じるに、施主の意向は、キッチンは単なる作業場から脱して、住宅の中心的存在になっていく傾向にあるようだ。最近で...